映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「ナゾトキ」×「タイムスリップ」 頭の体操クイズとアドベンチャーがいっしょくたになった「レイトン教授シリーズ」3部作、堂々の完結編です。 いっやあ面白かった! 3部作の中では間違いなく最高傑作です。 主人公は考古学者エルシャール・レイトンと助手のルーク・トライトン。前2作で色んな謎を解いてきた彼らの活躍っぷりは今回も健在。 前2作までとは違い、「頼りになる大人」というだけの印象が強かったレイトン教授、今回は彼自身にまつわる秘密やエピソードが数多く描かれ、より人間味溢れるキャラに。 脚本は正直子供騙しもいいとこ……だった前2作とは違う!!(とくに1作目はやばかった) 相当練り込んであり、「ハッ、どうせこいつがこうなんだろ」とかいう舐めきった先読みを二転三転しながら打ち崩す展開でした。 特に終盤の怒涛の展開は迫力と感動の一言。頑なに脱ごうとしないレイトンの帽子まで、きちんと伏線として活きていました。 PR
書くのわすれてました。
国内では大ヒットしたけど評論家と外国の方から見たら失笑モン、「踊る」にそっくりな今作品。 まあひどい、ひどいですな。 予算のかけ方に対して、ここまでのつまらなさ。 いやマネできん。 CGはすごいですよ。 おいおい韓国映画やるじゃねえかと思いましたよ。はい。 ただ、アジア映画の残念なとこは「ハリウッドに匹敵するCGを作った!」で満足しちゃうとこ。 いや、嬉しいのはわかるけどね? この欠点がもろに出ちゃった。演技、脚本、演出、全部ダッメダメ! 脚本なんて20年前のRPGでも参考にしたようなひどさだ。 そして、美麗なCGもぶち壊す素晴らしい演出。 あのテンポの悪さ!カメラワークのキモさ! いやなかなかマネできん。 東アジア、とくに日韓の映画界は、こんな映画ばかりヒットして「母べえ」や「オールドボーイ」がヒットしない。 病気みたいな業界だと思う。
やはりピクサーは見て損しないものばかり。
トロピックサンダーに思わず熱狂しちゃったけど、ピクサーのこの名作を忘れるとこだったとは、危ない危ない。 もちろん傑作揃いのピクサーですが、個人的には最近の作品(レミー、カーズなど)は、初期のトイストーリーやバグズライフに比べると若干見劣りしてきたな、と感じてたんですが。 いやあWALL・Eは多分ピクサーの中でベスト5に入る気がする。 ちなみにこんな具合 1位 トイストーリー2 2位 モンスターズ・インク 3位 トイストーリー 4位 WALL・E 5位 ファインディング・ニモ 「2001年宇宙の旅」へのオマージュは個人的にツボだった。 毎回毎回ピクサーの名作オマージュは面白い。今までだとトイストーリー2の「帝国の逆襲」が一番笑えた。 これをパクリ呼ばわりするようなバカも一部にいるけど。 ピクサーじゃ初めてじゃなかろうか、今までは喋るはずのないものが喋るという設定(トイストーリーやカーズ)ばっかりでしたが、今回はメインの2人が全く喋らん。 なのにストーリーはガッツリとしたラブストーリー。相手に自分の気持ちを伝えることが重要なのに、言葉を全く使わずに表現できるのかと突っ込みたくなります。 しかしそこはピクサー、往年のミュージカル映画をモチーフにして物語を進めることで、ロボットの感情がよく分かる。 主人公であるウォーリーの寂しさや、イブに対する必死なアプローチ。対してイブの、何を考えているのかわからないミステリアスな雰囲気。 何てことない恋愛映画と同じです。しかも王道の。 何とか女の子の気を引こうと必死になる男の子、さらわれた女の子を必死で助けようとする男の子…。 ウォーリーは非常に好奇心旺盛で純粋で、やさしい。まさに主人公にピッタリな存在です。 その2人がだんだん歩み寄っていき、最後にはおとぎ話の典型のような結ばれ方をします。 もう感動です。すごいぞ、ピクサー。 でもって、この映画はやっぱりうすら怖い描写もある。 モンスターズインクやトイストーリーでもホラーな描写はあったが、もっと違うベクトルで怖い。 少なくとも土星より向こう、はるかかなたの星雲ガスにさえぎられるようにして浮いている人間たちの居住船。 中にすむ人々は、みんな空飛ぶ椅子に座り、何一つ運動せず暮らしている。 世話はすべてロボットがしてくれるので、皆一様にひどいデブだし、椅子から落ちても起き上がることすらできない。 食事はすべてジュースのような宇宙食、船内に建設された巨大な都市(マクロスを想像すればいいかと)の中はBNLという組織によって一切を管理され、戦時下の愛国心教育にも通じる教育が、小さな子どもたちに行われている。 単にアルファベットを習う幼児たちが、「BはBNLのB、みんなのお友達ですよ」って言われてるだけなのだが、町中のBNLの立体映像広告が「今年は青が来ます」といっただけで、人々の服が一様に変わるような世界である。 ちょっと戦時下の日本のような、若干行き過ぎた教育を思い出さざるを得ない。 プールが登場しても、みな日光浴(?)ばかりで泳ごうとはしない。でも、ウォーリーがたどたどしく名乗ったら、みな快く名前をいって、丁寧に応答してくれる。 なんだか2,30年前のSF映画でさんざん言われた未来だが、やはり怖いものは怖い。タイムマシンにもそんな設定があった。楽しすぎた人間の子孫は、労働をしてきた人間の子孫の捕食対象になっていた。 見ていてぞっとするシーンも多いのだ、ピクサー。 ともかく傑作。 その他、CGモデリングが邪心像もいいとこなキャラがいたり、進行に伴う難易度上昇がかなりアクロバティックだったりと、まあダメな箇所には事欠かない。 いやぁ、フライトプランはどこにいくのやら。 しかし。しかしである。 私は今作がかなりお気に入りであるのだ。 何故か? 雰囲気とヒロインのキャラ、そして何よりゴスロリっぷりが、ハンパなく琴線に触れたのだ(今の自分のキモさもハンパない。わかってますよ)。 いやしかし、いやしかし。 今作のストーリーやキャラ自体はかなり魅力的なんですよやっぱり。 ゲーム部分を一切写さず、キャラ紹介やストーリーのみだったPVも今となっては納得。 バンプレストさんもわかってたらしい。この珍作をなるたけ捌く最善策。 雰囲気やキャラだけで買った輩がほとんどであるはずだ。このゲーム。 それぐらい設定は魅力的です。大抵の人は気に入るに違いない、と、こう声高に宣言する勢いです。 つまり問題なのは、これらの貴重な長所を蹴散らした ゲーム部分の駄作度のあまりの一騎当千ぶり。 なわけだ。 先述の通り、ゲーム部分から目をそらすスキルをお持ちの方(もしくは、将来の買い物失敗に備えて、スキルを養いたい方)! どうぞお買い下さい。 |
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