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映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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「いや、流石にもう限界だって。ガラスの十代最後の年にまできてるし…」

「いや、でもね、これ以上引き伸ばしても無理だと思うよ」

「ならないって選択はないの?」

「ないね」

「無理。やっぱり無理。19。あたし、もう19。」

「いや、でも仮面ライダーとかは逆に今らへんからが狙いどきじゃないの?」

「いや、でもそれは仮面ライダーでしょ? シルバー仮面とかならまだわかるよ、でも無理でしょ?」

「19でどこまで許されるか、だよね」





19歳になった今、プリキュアになれるかという質問を向けたときの会話。



19歳のプリキュアなんて大きなお友達が許さないだろうな。
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インデペンデンスデイとサインと宇宙戦争を紀元前1万年で割って花から流し込まれたような映画。



ただのディザスターものだろう、生存するために活躍するのか、それとも滅んでいく様をただ写すのかと思っていたら……。


エメリッヒとシャマランのちょっと残念な部分を抽出したような展開でした。

読めてるといえば完璧に読めてる展開なんですが、それを堂々と何のためらいもなくやってのける監督に驚きました。


滅亡に瀕する地球に、人類存続のため宇宙人が助けに来るってお前……それを2009年の劇場公開作品でやるという根性がすげえよ……。


むやみかつ無駄かつやけくそ気味にビビらせまくる演出は個人的にツボ。最後の展開が、それをぶちこわしにしてもいるし、完成させてもいるんですが。



絵に描いたような珍作でした。ネクストといいハンコックデンジャラスといい、ケイジは一体どこへ向かっているのか……。
ドリームワークスの新作。

中身は結構面白かったのに、吹き替えのひどさに愕然。


きいた話じゃ、予告編のスーザンはベッキーの声ではなく、別の上手い方を使っておいて、下手さをごまかしていたとか。

悪質すぎんだろうが。


バナナマン日村は上手い。ボブ面白いよボブ。


ムシザウルスがゴジラだけじゃなくモスラのパロディだったのには笑った。でも、あまりに先が読めすぎだったなこれ。


敵のキャラクターは面白かった。宇宙戦争の宇宙人はこいつだったのか。



終始一番面白かったのは大統領。あの『類人猿初の大統領』をパロっているのか、たいていのステイツ大統領はあんな感じだと皮肉っているのか。

序盤のシンセサイザー演奏はおもしろかった。ただ『虚勢を張る腰抜け』としてだけ描くんじゃなく、他にいろいろ笑いを入れていたのが良かった。


ただ、面白い要素がこれだけあるのにあまりわくわくしない謎。一体自分でも、これだけおもしろい要素がそろっているのに何故こうもしらけ気味なのかわからない。


多分、怪獣映画のパロディが存外少なかったからか。でもってゴジラのパロディが何かおもしろくなかったからか。


怪獣が原爆で巨大化したというパロディがコメディタッチなのが癪に障ったのかもしれない。原爆のことを真面目に捉える人なんてもうほとんどいないのだろうけど。
『ウルトラマンティガ』

『ガメラ 大怪獣空中決戦』

『きかんしゃトーマス』






この3つが、私の幼少期を形成していた全てです。

これらの中に、ウルトラマンゼアス(大傑作)などのエッセンスが若干加わりますが。

もう一度言おう。全てです


どれも、買ってもらったビデオを擦り切れるほど見、おもちゃが色あせるほど遊び、BGMと台詞のタイミングが頭に焼きつくほど見た作品。


成長するにつれて、この中で『きかんしゃトーマス』の非常に高等で巧みなミニチュア特撮技術に感動し始めました。

前も一回書いたんだけど、列車が脱線したりクラッシュする場面や、遠いところをノンビリと走っていく景色は、非常に素晴らしい!

ミニチュアとは思えない光景が、そこには広がっているんです。橋の下を流れる川や、霧の立ち込める山々なんて、実際にそこへいって撮ったかのような細やかさと迫力ですよ。


いや、こればかりはトーマス以外では体験できません。あんな丁寧で細やかで、それに何より自然の美しさを感じられるジオラマは類を見ません(ゴジラだって丁寧で細やかですが、トーマスのように繊細ではない気がします)。


トーマスこそ、ミニチュア特撮の最高峰の一つだと思うんですよ。

ウルトラマンやゴジラにはない、別の魅力が、この作品にはある!



実は現在の最新シリーズは全てがCGになってしまって、それを堪能することはもうかなわないのだけれど。本当に哀しいなあ。

まあ、既に星新一も真っ青の膨大な話数があるので、当分困ることはなさそうです。








そんな作品の劇場版なのに、何でこんなにやばいのかな。







はっきりいって、エヴァなんぞより圧倒的に難解です。




もう、説明不足と怒涛の超展開の嵐ですごいことになってます。




この映画、実は恥ずかしい話ですが、公開当時=小学4年のとき、こっそり見に行きました。


もちろん、子供が熱中する姿勢のそれで見に行ったわけではないですが。




ええ、さっぱりわかりませんでした。






小学1年の頃にもののけ姫を見たとき以来でした。あのわけわからなさは。




じゃあ、今、ですよ。もののけ姫をジブリ最新作だと信じきるほどに理解できるようになった今です。


さあ、どんな物語なのかわかるはずだと思ったら。



あんた、わかんないんですよ。





説明不足で飛躍しすぎなのに、反面いろんな人物の話が詰め込まれすぎで大変です。

何度か繰り返してみればほとんどの部分には納得いったんですが、にしたってやはり説明のなさと、一切筋道の立っていない飛躍っぷりが致命的です。



あらすじに関してはウィキペディア先生などを参照してほしいのですが、
一つ例を挙げれば、









『魔法の粉』を手に入れるための言い伝えに、『美しい渦巻きがくるくる回る』という文面がある。

『美しい渦巻き』は、伝説の機関車「レディ」の車輪から、くるくる回りながら出た削り屑と、水の中に出来る渦巻きの2つを指していた。

削り屑を水にまくことで、それが新しい魔法の粉に変わるのだ!









という流れの場面があります。


これだけならきちんと成り立っているんですが、映画では全然成り立たなかった。

というのも、劇中ではこの流れが、





言い伝えの言葉について考えたときに、「レディの削り屑は渦を巻いていた!」と気づく。

「いや、渦なら水の中にだってある!」といって唐突に水を桶に汲む

空に削り屑をまいてみなさい」

空高く宙に削り屑をばら撒く

魔法の粉に変わった!!






という流れになっているんです。


いや、というわけでってお前水は!?



バケツに汲んでそこらに置いただけじゃん!?

何の意味があったんだ!? まじないのための清めの水的なアレか?






このように、説明不足というよりは、余計かつ意味不明な演出が多すぎるのも原因です。





説明すべきところで説明がないのに、何のことかわからない意味不明な説明はあるのです。






これらが、物語の理解を思いっきり邪魔してるんですよ。







お子さんを連れて行った親御さんは、『これ子供に質問されたら説明できるかしら!?』と思ったに違いありません。


魔法の粉に関する描写なんてもうね、すっごいぶっ飛び方です。




はっきりいって、エヴァなんて甘いです


これを完璧に読み解く方が絶対難しいですよ。ええ。








まあ、ミニチュアの完成度が以上に高いのは変わりなかったんで、普通に楽しめたんですけどね。


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