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映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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すごい大ニュースだと思うんだけど、思いのほか扱いが低くてびっくり。

個人的にフロムは日本最高峰のメーカーだと思うので、どんどん頑張ってほしい。


聞いた事ないって人には、アーマードコアFAのオープニングを見るよう強く勧めてる。

あれは1回見ておいたほうがいい。ハリウッド並みのCGを作れるのは変態集団フロムしかいない!
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笑いを追い求めてはや数十年、スペランカーやスパルタンXを世に生み出し、R-TYPEをも作り上げ、ネタかマジかわからない度No.1の名をほしいままにする会社。

アイレムが送り出すダイハードゲーム『絶体絶命都市』、3年ぶりの新作は、PSPに第3弾が降臨しました。

このゲームは、災害によって崩壊する街から脱出するのが目的。避難訓練で死ぬほど聞かされた内容を、順を追ってシミュレートしてみる災害体験ソフトです(別の間違いじゃないよね?)。


災害といっても、実際に大地震を体験した人なんてそういないはずだから、リアルなのかどうかも真にはわからないけど。

映画で言えば、『デイライト+ツイスター+バーティカルリミット』ですね(ひとつも該当してません)。

説明は上のに尽きます。崩落するビル郡や高速道路、燃え上がる車の中から、ヒロインを連れ、脱出するのが目的です。


まあ、このビルや道路の描き方が結構リアルなんですね。
本で見られる阪神大震災の写真まんまです。


このゲームの一番の魅力は、演出の上手さとおもしろさ。

動きやCGはあくまで地味なんですが、高速道路から落ちていくトラックから脱出したり、崩落していく橋を必死で走りきる(本作ではありません)場面など、パニック映画のような状況を何個も体験できるんですね。

特に橋のシーンは、走るそばから後ろの道路が海に落ちていくのがとても怖い。

また、何気なくはしごをあがった瞬間、それまでの足場にビルが崩れ落ちたりと、「あのままいたら死んでたじゃねえか!!」みたいなギリギリ感をこれでもかというぐらい味わわされます。

(まさにこの一言に尽きる。坂を上る途中でふとコースを変えると、上から車が滑り落ちてきたり、細かい危機の演出が非常にいい!!)

カメラワークも非常にこっており、『何か起きますよ』という感じで不自然なカメラワークをどんどん取り入れる。
ただ歩いてただけなのに、いきなりカメラが後ろを向き、そこに「●●」が落ちてくるなどなど、ホラー映画で殺人鬼が出てくるであろう場所を写すカメラ、あれと似た恐怖感も味わえます。

また、荷物の重さでスタミナの減り方が変わったりするのもリアル。マリオみたいに猛スピードでクリアまで突っ走っちゃおもしろくないですしね(水分ゲージというのも存在した。一定時間ごとに水を飲まないと駄目、という、非常に現実的ないいシステムだった)



アクションやファンタジーを体験できるゲームは数あれど、パニック映画を体験できるのはアイレムのこのシリーズだけだ。

別にストーリーは一切つながってないので、3だけ遊ぶのもぜんぜんOK。


ぜひどうぞ。
ゴジラシリーズはひとまずの終焉を迎え、ガメラは子供達に相手されなかった。

ハリウッドでは、クローバーフィールドやキングコングのヒットで、怪獣映画に対するトラウマがようやく克服され始め、トラウマを作りたくもないのに作らされてしまったゴジラ1匹だけが割を食うことになってしまった。



キングコングを見る限り、怪獣映画はまだまだ潰えそうにない。

日本にその力があるかは微妙だが。



日本の特撮は、いまや仮面ライダーと戦隊シリーズぐらいしかメジャーどころは残っていない。

その分東映の担当部は鬼のような力の入れ方だ。現在やっているディケイドの第1話のCGなんて、フジテレビの映画全てを超越する出来だった。



個人的に、現在怪獣映画の頂点は、金子修介と樋口が生んだ平成ガメラ3部作だ。
キングコングもクローバーフィールドも素晴らしかったが、特にガメラ2はそれでも越えられない壁だと思う。

対するゴジラは娯楽映画の顔が強くなっている。最終作のファイナルウォーズなんてぶっ飛び方が半端じゃなかった。大好きだけど。


それでも、ゴジラ×メカゴジラや、大怪獣総攻撃などは、地味に良作だと思う。特にメカゴジラの音楽は、伊福部昭のそれと並ぶ良さだった。




キングコングを見る限り、怪獣映画が子供にしか受けなくなったわけでは決してない。然るべき作品を作れば、大人のためのSF映画が出来上がるはずだ。

18になって怪獣映画なんて、と思う人も多いのだろうけど、もっと楽しめるはずだ、もったいない、という考えが強くなってしまった。
ひとえにキングコングのせいだ。




ちなみに、世界の映画監督の間で、密かにリメイク志望が多いのが、ゴジラ第3作、「キングコング対ゴジラ」だ。

ゴムの着ぐるみで出来たコングを、当時のアメリカ人は毛嫌いしたけど、まさに1度は見たい夢の対決だ。
興行成績もシリーズ最高である。1000万人を稼いでしまった。


やはり今ならジャクソンだろうか。それともヤン・デ・ボンか、いやティム・バートンか、キャメロンか。


CGの発達した今なら、もう1度見たい。絶対にリメイクするべき映画だと思う。



あ、エメリッヒはなしの方向で。
こんな大傑作を4年も見過ごしていた自分に腹が立つ。




痛々しさを見せ続ける漫才コンビではなく、スペクタクル映画の元祖、名作「キングコング」のリメイク版。

ロードオブザリングを作り上げたピータージャクソンの作品です。


ロードオブザリングは、個人的には原作が余り好きでないため、すさまじい迫力をもっていた映画を見ても、正直あまり楽しめなかった(傑作であることは間違いない)。

しかしまあ、指輪物語よりも思い入れがあると意気込んでたらしいし、まあ怪獣映画だし見てみよう、と。
そんな舐め腐った心意気で見てみたら、これがかなりの傑作でビビリました。

まずCG。ジュラシックパークやGINO(後述)のCGはもう時代遅れなんだな!と考えざるを得ない美麗かつ迫力のあるCG。

ましてジャクソンときたら、33年度の原作で、残酷すぎるという理由でカットされた『虫』の描写に力を入れまくります。
巨大ミミズが人に群がって丸呑みにしたり(グラボイズではない)、巨大バッタが人間に群がったり、そのリアル極まりない動きと姿ときたら、もう鳥肌ものです。
他にも、ヒロインの肌をゆっくりとはいまわる大ムカデ。あれはやばい。
あれはやばい。死ねる。もうキモさだけで死ねる。

ジャクソンのセンスには脱帽です。夢に出そうな映画なんて久しぶりに見せ付けられました。


『虫』の描写もさることながら、恐竜やジャングルの描き方もすごい!
ジュラシックパークには、シリーズを追うごとにゴジラ化が進んだ恐竜達が登場しますが、今作ではよりリアルで生物的な動きです。

そして、恐竜と虫に散々追い掛け回されて、もはやこれまでかと思われたところへ颯爽と現れるキングコング!!

CGの発達により、表情が非常に豊かに、かつりりしくなりました。
木々を揺らしながら参上し、ヒロインを片手に守りながら、2匹の肉食恐竜を圧倒するコング。

動きとカメラワークがまたダイナミックなんだこれが。
うおおおお!! という感じに燃えまくるシーンでした。

しつこいようですが、とにかくコングの表情の描写が特に素晴らしい。
終盤、最後の落下の際の哀しい表情から、人間達への怒りに燃える表情まで、コマ撮りでは決して再現できなかった要素を存分に出し尽くしています。

ジャクソン、すごい!! 街を歩き回るコングもかっこよかったし、飛行機を叩き落とすシーンなんか声あげちまったぞ。




上映時間が異常に長いのが気になったが、これは前述の虫などの、ジャングルの描写が長いため。コングが出てくるまでに時間がかかるのが難点だが、ジャングルだけで1つの作品を作れそうな完成度。全く問題になっていませんでした。



往年の名作に並ぶリメイクとは、ジャクソンは名監督だと実感させられました。




本当、エメリッヒに爪の垢煎じて動脈に注射してやりたいわ畜生が。

(悪名高いハリウッド版ゴジラの監督。彼が生んだ珍作はこれにとどまらないが、あまりのひどさに海外ファンからはGINO『ゴジラとは名ばかり』と呼ばれている)






もしゴジラがもう1度ハリウッドで作られるなら、その時はジャクソンかデ・ボンにぜひお願いしたいところだ。


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