映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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ゴジラシリーズはひとまずの終焉を迎え、ガメラは子供達に相手されなかった。
ハリウッドでは、クローバーフィールドやキングコングのヒットで、怪獣映画に対するトラウマがようやく克服され始め、トラウマを作りたくもないのに作らされてしまったゴジラ1匹だけが割を食うことになってしまった。 キングコングを見る限り、怪獣映画はまだまだ潰えそうにない。 日本にその力があるかは微妙だが。 日本の特撮は、いまや仮面ライダーと戦隊シリーズぐらいしかメジャーどころは残っていない。 その分東映の担当部は鬼のような力の入れ方だ。現在やっているディケイドの第1話のCGなんて、フジテレビの映画全てを超越する出来だった。 個人的に、現在怪獣映画の頂点は、金子修介と樋口が生んだ平成ガメラ3部作だ。 キングコングもクローバーフィールドも素晴らしかったが、特にガメラ2はそれでも越えられない壁だと思う。 対するゴジラは娯楽映画の顔が強くなっている。最終作のファイナルウォーズなんてぶっ飛び方が半端じゃなかった。大好きだけど。 それでも、ゴジラ×メカゴジラや、大怪獣総攻撃などは、地味に良作だと思う。特にメカゴジラの音楽は、伊福部昭のそれと並ぶ良さだった。 キングコングを見る限り、怪獣映画が子供にしか受けなくなったわけでは決してない。然るべき作品を作れば、大人のためのSF映画が出来上がるはずだ。 18になって怪獣映画なんて、と思う人も多いのだろうけど、もっと楽しめるはずだ、もったいない、という考えが強くなってしまった。 ひとえにキングコングのせいだ。 ちなみに、世界の映画監督の間で、密かにリメイク志望が多いのが、ゴジラ第3作、「キングコング対ゴジラ」だ。 ゴムの着ぐるみで出来たコングを、当時のアメリカ人は毛嫌いしたけど、まさに1度は見たい夢の対決だ。 興行成績もシリーズ最高である。1000万人を稼いでしまった。 やはり今ならジャクソンだろうか。それともヤン・デ・ボンか、いやティム・バートンか、キャメロンか。 CGの発達した今なら、もう1度見たい。絶対にリメイクするべき映画だと思う。 あ、エメリッヒはなしの方向で。 PR |
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