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映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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笑いを追い求めてはや数十年、スペランカーやスパルタンXを世に生み出し、R-TYPEをも作り上げ、ネタかマジかわからない度No.1の名をほしいままにする会社。

アイレムが送り出すダイハードゲーム『絶体絶命都市』、3年ぶりの新作は、PSPに第3弾が降臨しました。

このゲームは、災害によって崩壊する街から脱出するのが目的。避難訓練で死ぬほど聞かされた内容を、順を追ってシミュレートしてみる災害体験ソフトです(別の間違いじゃないよね?)。


災害といっても、実際に大地震を体験した人なんてそういないはずだから、リアルなのかどうかも真にはわからないけど。

映画で言えば、『デイライト+ツイスター+バーティカルリミット』ですね(ひとつも該当してません)。

説明は上のに尽きます。崩落するビル郡や高速道路、燃え上がる車の中から、ヒロインを連れ、脱出するのが目的です。


まあ、このビルや道路の描き方が結構リアルなんですね。
本で見られる阪神大震災の写真まんまです。


このゲームの一番の魅力は、演出の上手さとおもしろさ。

動きやCGはあくまで地味なんですが、高速道路から落ちていくトラックから脱出したり、崩落していく橋を必死で走りきる(本作ではありません)場面など、パニック映画のような状況を何個も体験できるんですね。

特に橋のシーンは、走るそばから後ろの道路が海に落ちていくのがとても怖い。

また、何気なくはしごをあがった瞬間、それまでの足場にビルが崩れ落ちたりと、「あのままいたら死んでたじゃねえか!!」みたいなギリギリ感をこれでもかというぐらい味わわされます。

(まさにこの一言に尽きる。坂を上る途中でふとコースを変えると、上から車が滑り落ちてきたり、細かい危機の演出が非常にいい!!)

カメラワークも非常にこっており、『何か起きますよ』という感じで不自然なカメラワークをどんどん取り入れる。
ただ歩いてただけなのに、いきなりカメラが後ろを向き、そこに「●●」が落ちてくるなどなど、ホラー映画で殺人鬼が出てくるであろう場所を写すカメラ、あれと似た恐怖感も味わえます。

また、荷物の重さでスタミナの減り方が変わったりするのもリアル。マリオみたいに猛スピードでクリアまで突っ走っちゃおもしろくないですしね(水分ゲージというのも存在した。一定時間ごとに水を飲まないと駄目、という、非常に現実的ないいシステムだった)



アクションやファンタジーを体験できるゲームは数あれど、パニック映画を体験できるのはアイレムのこのシリーズだけだ。

別にストーリーは一切つながってないので、3だけ遊ぶのもぜんぜんOK。


ぜひどうぞ。
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