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映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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個人的に海堂尊の小説は好きなので、これも楽しみに見に行った一つ。

前作「チーム・バチスタの栄光」のヒットを受けて作られた続編だが、まあ前作を見てなくても楽しめるっちゃあ楽しめる作品。

なんで2作目である「ナイチンゲールの沈黙」を抜かしたのかわからないが。ミステリー色はむしろこっちのほうが強いのに。
まあ「ナイチンゲール」と「ジェネラル」は同時進行って設定だし、今作の興行収入次第では作られるんだろう。きっと。

原作では30超えた冴えない男、田口が主人公だったが、映画では竹内結子演じる若い女性医師に変えられている。血を見るのが苦手、天然でとぼけてるって設定に変わりはない。

でも、相棒である白鳥のキャラのせいで、どうしてもTVドラマシリーズのTRICKにしか見えなくなっているのが痛々しい。原作は原作でキャラの立ち方が強烈だからおもしろかったのに、どうも山田と上田の影がちらついて仕方がない。
まして演じるのが阿部寛と来ては、日本科学技術大学教授から厚生労働省大臣官房秘書課付技官に変わっただけの上田そのものだ。
主人公である男同士のペアが、先述の理由で男女ペアになってしまったことは、この部分についてもいやな影響を与えてしまっているのだ。

まあ、おかげで説明なしでも白鳥がどんな人間か分かる人は多いはずだ。阿部寛がいかにもこちらを見下ろす感じで、一言高飛車な言葉を口にすれば、もう彼のキャラクターは完璧に想像できる。
阿部寛を使ったことは一長一短だ。

別に映画そのものに関しては何も言うことがない。それよりも阿部寛だ、阿部寛の使い方について言いたかっただけなんだ。
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