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映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
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人間の力を超越した生物、あるいは人間の力を超えてしまった生物の脅威を描くモンスターパニック映画。

ゴジラやキングコングは別にして、元祖である『ジョーズ』の鮫を始め、恐竜、鳥、蟻、蜂、蜘蛛……常々恐怖の的にされてきた生物達が、スクリーンで思いっきり暴れまわっている。

最近じゃB級の印象ががっちり根付いてしまい、かなり落ち着いてしまったこのジャンルだが、それを逆手にとって好き放題やりやがったのがこの『スネーク・フライト』である。

別に潜入工作員が飛行機に乗り込むわけじゃない。


『スターウォーズ』のメイス・ウィンドゥ役をはじめ、『パルプ・フィクション』、『ジュラシックパーク』、『ダイ・ハード3』などなど、大作名作に数多く出演するサミュエル・L・ジャクソン。

このおっちゃんのいいところは、GTAで声優を務めたり、ディープブルーなどのB級でやられ役を買って出るなど、出る映画を(いい意味で)選ばないこと!
(悪い意味で選ばなかったのはヴァンダム。人によっては彼もいい意味に入る。)



「大量の毒蛇でジャックされた巨大旅客機を、何とか救おうと奮闘する警官」というあまりにもあんまりな役を嬉々として演じやがった。



まあいい感じにバカな映画です。あらすじは今の人物紹介につきます。

しかも力の入り方がとてもアレだ。
アジアンモカシン、ビルマニシキヘビ、グリーンマンバ、イエローアイラッシュなどなど……。


わかる人はわかるはずだが、旅客機を我が物顔に占拠してサミュエルとやりあうこの蛇の皆さん、蛇愛好家が見たらにやけずにはいられない、メジャー所からマイナー種までの幅広い蛇揃え(?)
なのだ。


実際、かなりあったはずの資金は広告費には使われず、この蛇の品揃えにひたすら使われたというから、もう『バカだろお前ら!』と満面の笑みで褒め称えないわけにはいかない。



また、スポンサーへの配慮もすっごい豪胆。



蛇に脅える子供を前に、ゲームオタクの太った兄ちゃんが取り出したのはPSP

操縦士が死んだ! 操縦できるのはエースコンバットをやりこんだお前だけだオタク野郎!

ゲームをやりこんだ甲斐あって見事着陸させるエースコンバット。


しまいには「神様プレステ様ありがとう!!」と叫びだすサミュエル







この映画がヒットしていれば、エスコン6はPS3で出てたかもしれません。


どっちにせよ残念な出来だったろうけどな。
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