忍者ブログ
映画やらゲームやらゴミエッセイやら。ろくに人生経験のない高校生の意見とは。
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


まだまだアクション好きなので、個人的にはそこまではまらなかったけど、間違いなく今年の最高傑作候補。

クリント・イーストウッドがかっこよすぎ。やばい。

イーストウッドがかっこいいのなんて今に始まったことじゃねえだろ、とか言われそうだけど。


頑固で意地っ張りで偏屈で、息子とも孫ともうまくいかずに、妻を亡くしたまま、犬と車――72年型のグラン・トリノだけを愛しながら暮らす、という、なんともさびしい主人公を演じていた。

このじいさんが、隣に住んでいた『トロ助』少年と触れ合い、男として鍛えていくという話なんだけど、いちいち言うことが凄い。


どう見ても寂しすぎる環境の中なのに、少年を叱咤するシーンで

「俺は地球で一番の女と結婚したんだぞ!」

とすっごい真顔で言ってのけるイーストウッド。



こんな爺さん、いたらかっこよすぎて結婚しそうだ(嘘です)





最初のほうは、車に傷をつける不届き者に平気で銃を向けてるんだけど、最後には銃も持たず、一切反抗しないまま、それでもなお相手を圧倒して死んでいった。

銃を撃たないダーティハリーが何でこうもかっこよく見えるんだ!

蜂の巣にされるのがここまでかっこいい男もいない。

劇中通して、だんだん死期が迫りボロボロになっていくのがありありと描写されているのに、すこしも『負ける』場面は存在しない。





これはじじいになったイーストウッドにしか作れない映画だろうし、まだ成人式も迎えていない自分には、その良さが多分奥底まで理解できていないだろうな。

上の文でも、言いたいことが全然伝えられてない。

実際はこんなもんじゃないのに!


とにかく、こればかりは見に行くべき。



まして『GOEMON』なぞより(涙目)。
PR
こんな大傑作を4年も見過ごしていた自分に腹が立つ。




痛々しさを見せ続ける漫才コンビではなく、スペクタクル映画の元祖、名作「キングコング」のリメイク版。

ロードオブザリングを作り上げたピータージャクソンの作品です。


ロードオブザリングは、個人的には原作が余り好きでないため、すさまじい迫力をもっていた映画を見ても、正直あまり楽しめなかった(傑作であることは間違いない)。

しかしまあ、指輪物語よりも思い入れがあると意気込んでたらしいし、まあ怪獣映画だし見てみよう、と。
そんな舐め腐った心意気で見てみたら、これがかなりの傑作でビビリました。

まずCG。ジュラシックパークやGINO(後述)のCGはもう時代遅れなんだな!と考えざるを得ない美麗かつ迫力のあるCG。

ましてジャクソンときたら、33年度の原作で、残酷すぎるという理由でカットされた『虫』の描写に力を入れまくります。
巨大ミミズが人に群がって丸呑みにしたり(グラボイズではない)、巨大バッタが人間に群がったり、そのリアル極まりない動きと姿ときたら、もう鳥肌ものです。
他にも、ヒロインの肌をゆっくりとはいまわる大ムカデ。あれはやばい。
あれはやばい。死ねる。もうキモさだけで死ねる。

ジャクソンのセンスには脱帽です。夢に出そうな映画なんて久しぶりに見せ付けられました。


『虫』の描写もさることながら、恐竜やジャングルの描き方もすごい!
ジュラシックパークには、シリーズを追うごとにゴジラ化が進んだ恐竜達が登場しますが、今作ではよりリアルで生物的な動きです。

そして、恐竜と虫に散々追い掛け回されて、もはやこれまでかと思われたところへ颯爽と現れるキングコング!!

CGの発達により、表情が非常に豊かに、かつりりしくなりました。
木々を揺らしながら参上し、ヒロインを片手に守りながら、2匹の肉食恐竜を圧倒するコング。

動きとカメラワークがまたダイナミックなんだこれが。
うおおおお!! という感じに燃えまくるシーンでした。

しつこいようですが、とにかくコングの表情の描写が特に素晴らしい。
終盤、最後の落下の際の哀しい表情から、人間達への怒りに燃える表情まで、コマ撮りでは決して再現できなかった要素を存分に出し尽くしています。

ジャクソン、すごい!! 街を歩き回るコングもかっこよかったし、飛行機を叩き落とすシーンなんか声あげちまったぞ。




上映時間が異常に長いのが気になったが、これは前述の虫などの、ジャングルの描写が長いため。コングが出てくるまでに時間がかかるのが難点だが、ジャングルだけで1つの作品を作れそうな完成度。全く問題になっていませんでした。



往年の名作に並ぶリメイクとは、ジャクソンは名監督だと実感させられました。




本当、エメリッヒに爪の垢煎じて動脈に注射してやりたいわ畜生が。

(悪名高いハリウッド版ゴジラの監督。彼が生んだ珍作はこれにとどまらないが、あまりのひどさに海外ファンからはGINO『ゴジラとは名ばかり』と呼ばれている)






もしゴジラがもう1度ハリウッドで作られるなら、その時はジャクソンかデ・ボンにぜひお願いしたいところだ。
人間の力を超越した生物、あるいは人間の力を超えてしまった生物の脅威を描くモンスターパニック映画。

ゴジラやキングコングは別にして、元祖である『ジョーズ』の鮫を始め、恐竜、鳥、蟻、蜂、蜘蛛……常々恐怖の的にされてきた生物達が、スクリーンで思いっきり暴れまわっている。

最近じゃB級の印象ががっちり根付いてしまい、かなり落ち着いてしまったこのジャンルだが、それを逆手にとって好き放題やりやがったのがこの『スネーク・フライト』である。

別に潜入工作員が飛行機に乗り込むわけじゃない。


『スターウォーズ』のメイス・ウィンドゥ役をはじめ、『パルプ・フィクション』、『ジュラシックパーク』、『ダイ・ハード3』などなど、大作名作に数多く出演するサミュエル・L・ジャクソン。

このおっちゃんのいいところは、GTAで声優を務めたり、ディープブルーなどのB級でやられ役を買って出るなど、出る映画を(いい意味で)選ばないこと!
(悪い意味で選ばなかったのはヴァンダム。人によっては彼もいい意味に入る。)



「大量の毒蛇でジャックされた巨大旅客機を、何とか救おうと奮闘する警官」というあまりにもあんまりな役を嬉々として演じやがった。



まあいい感じにバカな映画です。あらすじは今の人物紹介につきます。

しかも力の入り方がとてもアレだ。
アジアンモカシン、ビルマニシキヘビ、グリーンマンバ、イエローアイラッシュなどなど……。


わかる人はわかるはずだが、旅客機を我が物顔に占拠してサミュエルとやりあうこの蛇の皆さん、蛇愛好家が見たらにやけずにはいられない、メジャー所からマイナー種までの幅広い蛇揃え(?)
なのだ。


実際、かなりあったはずの資金は広告費には使われず、この蛇の品揃えにひたすら使われたというから、もう『バカだろお前ら!』と満面の笑みで褒め称えないわけにはいかない。



また、スポンサーへの配慮もすっごい豪胆。



蛇に脅える子供を前に、ゲームオタクの太った兄ちゃんが取り出したのはPSP

操縦士が死んだ! 操縦できるのはエースコンバットをやりこんだお前だけだオタク野郎!

ゲームをやりこんだ甲斐あって見事着陸させるエースコンバット。


しまいには「神様プレステ様ありがとう!!」と叫びだすサミュエル







この映画がヒットしていれば、エスコン6はPS3で出てたかもしれません。


どっちにせよ残念な出来だったろうけどな。
魔界城の王=ラスボス=杉村隆=テリー=アナウンサー学校


なんとまあ、って悪役です。ネプチューンのホリケンがまさかのライダー映画出演。
しかも超ダークな悪役ってんですからびっくりです。

序盤の逃げ惑ったりパニックになって人質をとったりって演技はとっても上手い。ビビリで挙動不審な人をやらせたらすごかった、ホリケン。
おまけにレジェンドルガ(怪人)を見たときには漏らすなんていうぶっ飛び演技を披露。
すごいぞホリケン。良くも悪くもホリケンしか出来ない演技だホリケン。

でもホリケンに宿った仮面ライダーアーク(ラスボス)が覚醒してからの演技はいまいち?
いや、いまいちっていうか、普通に上手いんだけど、何だろう。
多分あれだ、影が薄い

そりゃ子供達と私は仮面ライダーが早く見たいんです。悪役になったらとっとと変身して戦うに限ります。

刑務所でホリケンがひと悶着起こしてたら、どさくさにまぎれて古代の邪悪な遺跡が刑務所の地下に見つかったなんてびっくりドラマもどうでもいいんです。

個人的にキバは超ムキムキでかっこいいから早く見たいんです。

と思ってたら、出ました。仮面ライダーアーク。

身長5m。微妙。

まあ仮面ライダーJさんが巨大化したことで散々顰蹙を買ったライダーシリーズ、これぐらいが限界なのかもしれません。

それに良く見てみると、5mという嫌に生々しい数字が逆に恐怖。

ウルトラマンの怪獣にハンドガンで立ち向かう地球防衛軍みたいに、あまりのギャップに迫力がそがれるのではなく、かなり現実的なでかさが脅威を増加させます。

バキでオリバに立ち向かう主人公や、敵に立ち向かうアイアンマンのようです。
しかもCGが発達しているため、5m越えのアークと主人公キバが同時に写ってもほとんど違和感がありません。

現実でもっとも大きなハンディとなる体重差=体格差を如実に表現している気がします。
こんな体だけど、実は○トンのパンチなんだぜ!
なーんていうあまり実感のわかない今までのライダーたちの設定よりもよっぽど説得力があります。

でかさは強さであり脅威です。
見ている子供達も、「こいつは強いんだ!」っていうのを理屈ぬきである種本能的に感じ取れると思います。

でもってクライマックスの空中戦はすごい迫力。
もちろんハリウッドのようなリアルなCGではないですが、ライダーというデザイン的には、比較的アニメのような質感が最適かもしれません。

とにかく最後の空中戦はすごい。これだけのために見る価値はあるかもしれません。


そんなこんなで結論。キバはかっこいい。
評判悪いのは気にしない。かっこいいからいいんです。

ガチムチなんです。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
ヤンボウ
性別:
男性
自己紹介:


一生中ニ病宣言
最新コメント
[09/17 通りすがり]
ブログ内検索
最新トラックバック
バーコード